日本三景のひとつとして名高い天橋立は、宮津湾と阿蘇海に横たわる約3.6キロメートルにおよぶ長大な砂嘴が作り上げた神秘の造形です。
今回は天橋立四大観と呼ばれるビューポイント「昇龍観(斜め一文字)、飛龍観、雪舟観、一字観」を中心に紹介します。
最初に府中エリアから撮影。早朝から天橋立パワースポットのひとつである元伊勢籠神社、そして奥宮の眞名井神社へ参拝しました。
爽やかな風が吹く境内の中でふと立ち止まると、街中の喧騒を離れ、時の流れを忘れさせてくれます。
朝八時始発のケーブルカーに乗り笠松公園へ。到着すると股のぞきで有名な「昇龍観(斜め一文字)」と呼ばれる展望が現れます。
行きはケーブルカー、帰りはリフトがおすすめです!(開放感のある昇龍観が楽しめます)。
桜が咲く頃には天橋立との競演が楽しみです。さらに上に登ると成相寺があり、ここも春は桜・しゃくなげ、秋は紅葉などの隠れた名所です。
ここからの展望もとても迫力があるのでおすすめのしたいビューポイントです。
橋立は渡ることが出来るので、お天気が良ければ松並木の陰影が楽しめるトワイライト・レールロードを撮影してみてはいかがでしょうか♪
次は橋立対岸の文殊エリアを撮影です。
「三人よれば文殊の知恵」で親しまれている智恩寺文殊堂、次に「飛龍観」と呼ばれている天橋立ビューランドへ昇りました。
こちらの展望もとても綺麗でした。
最後に「雪舟観」と呼ばれる宮津エリアの獅子崎稲荷神社へ向かいました。春には山肌一面をピンク色に染める「みつばつつじ」の群生が見られ、連なる鳥居とのコントラストが楽しめます。
夜景ポイントとしては一文字観を選びました。まだ日の明るみがある間に大内峠一字観公園へ向かい、カメラ機材をセット。天候次第で様々な情景に出会えます。
四季の花々や豊富な海産物、天橋立はまだまだ魅力的なポイントがたくさんあり、また視点を変えて訪れてみたいと思いました。